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2019年9月15日 (日)

日教組第108回定期大会終わる。

 9月14日から東京の日本教育会館で開催されていた日本教職員組合(日教組)第108回定期大会が15日閉会しました。
 冒頭の来賓挨拶で今回の参議院議員選挙に当選された日政連議員の水岡俊一さんと勝部賢志さんがそろって登壇。日政連代表の那谷屋正義さんとともににこやかに挨拶されていました。

 大会の話題の中心は何といっても「教職員の働き方改革」です。給特法によって上限なしの時間外勤務を強いられている教職員の働き方をどうやって変えるのか。法制度の整備もさることながら職場の教職員の意識を変えていくという両面からの変革が迫られていると実感しました。
 また、新学習指導要領の様々な問題点が指摘される中で、高校では大学受験の共通入試に国語の記述問題が出されるなど採点業務の困難性をあらかじめ予感させる事態となっています。また民間の英語能力試験を入試に導入するなど、本来入試において保証されなければならない公平性や、実際に行った場合の実効性を疑わせる入試案が様々な反対意見を尻目に実施に移されようとしています。
 大会議論の中では、様々な困難の中で現状を改善するためには何よりも組織としての力量を強めることだという意見が出されました。私たちも小さな組合ですが、一人でも多くの組合員の結集を得て教職員ひとりひとりが生き甲斐を持って取り組むことが出来る職場作りを実現して行きましょう。

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