働き方改革に関する県教委交渉を実施しました。
宮城高校教育ネットワークユニオンは、この間「教職員の働き方改革」に関わって宮城県教育委員会に様々な改善の申し入れを行い成果を上げてきました。県教委は、今年3月に「教職員の働き方改革に関する取組方針」を出してこの間の取り組みの方針を整理しました。
今年も要望書を提出し、去る10月6日に教職員課と交渉を行いました。その結果有益な回答がありましたのでご紹介します。
宮城ネットの要望に応え、「教職員の働き方改革に関する取組方針」の中で触れられた項目に「自動採点システムの導入」というものがあります。各学校では先進的に導入しているところもあるかも知れません。
これに関して今回は「自動採点システムの導入状況はどれくらいであったか。またこれに向けた予算措置等はなされるのか。」という質問をいたしました。これに対して高校教育課の方からは、「現在試行を行っている学校が複数ある。将来的には全校に予算措置をして導入していく予定である。」という回答を得ました。
この回答に対して宮城ネットからは「現場教職員の要望意見を十分に取り入れて導入して欲しい」と重ねて要望を行いました。
採点業務のうちでも最も過酷なのが入試の採点です。入試業務に自動採点やマークシートを導入している県もあるようです。最終的には入試業務の劇的な改善を目標にこの交渉を続けていくことにいたします。
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