2023年度 人事院勧告出される。
8月7日(月)、今年度の人事院勧告が出されました。
調査の結果算出された官民較差は3,869円[0.96%]となります。その結果給与のベースアップに反映される割合は、月収で約2.7%、年収で約3.3%の給与改善となりました。高卒、大卒の初任給が1万円以上の引き上げとなったのは、若者の公務員離れがあまりにも酷く、その対応策であろうことは間違いありませんが、そもそもの働き方改革に逆行した公務員労働や、「政治主導」の名目で行政に異常な介入を行ってきた自民党政権の横暴ぶりへの反省無きまま初任給を上げただけで公務員離れが改善されるとは思えません。
ボーナスについては4.4月分から4.5月分に0.1月引き上げとなりました。これを期末手当及び勤勉手当に配分し支給月数をともに 0.05月分引上げとなります。
宮城ネットは宮城県人事委員会に対して、人事院勧告に基づく引き上げ率以上を確保し完全実施するように求めていきます。
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