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2020年4月17日 (金)

新型コロナウイルス感染防止について県教育委員会に要求書提出しました

4月17日(金)宮城ネットは県教委教職員課に対して「新型コロナウイルス感染症に関する要求書」を送付し、学校の休校にあわせた働き方の弾力的な運用と、非常勤講師の雇用確保について申し入れを行うことにしました。
要求書は以下の通りです。

2020年4月17日

宮城県教育委員会 教育長 伊東昭代 殿

 宮城高校教育ネットワークユニオン 代表 福島隆嗣 

 

 要求書

 日頃よりの宮城県教育行政、また近時のコロナウイルス感染症対策へのご尽力に敬意を表します。

 さて、目下の課題である感染症の蔓延に対応するために県立学校では休校期間が延長されました。生徒の感染リスクを低減させる目的としては最善の処置であったと思います。

 また、政府はコロナウイルス感染症対策に向けた緊急事態宣言を全国規模に拡大しました。これを受けて感染者の拡大防止に当たって人対人の接触を可能な限り低減していかなければなりません。しかし学校現場においては現状通常の勤務形態がとられているため教職員の健康維持と職場での感染防止の体勢としては全く無防備かつ不適切な状況と言わざるを得ません。

 一方、授業が実施されていない現状での非常勤職員の勤務時間計算が文科省・県教委の通知通り全職場で実施されているのか不明であり、雇用維持には不安を感じずにはいられません。

 その観点から以下の2点につきまして要望いたします。

 

  • 休校期間中の教職員の出勤について、全員の出勤を必要としない場合は、1日のうち午前・午後の交互の出勤、曜日を決めて交代の出勤など弾力的な勤務態勢を確立すること。また、時差出退勤による公共交通機関内での感染予防を図ること。
  • 非常勤職員の業務については休校期間中の配慮がなされているが、実際の学校現場で確実に業務とそれに伴う雇用の維持が確実に行われるように更に現場への監督と指導を行うこと。

 これを受けて宮城ネットと県教委は4月22日(水)に交渉を実施する運びとなりました。

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