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2014年9月27日 (土)

9月4日、日比谷野音で開催された「戦争をさせない・9条を壊すな!総がかり行動」に参加してきました。

 この集会に先立ち、参議院議員会館で「憲法違反の閣議決定を撤回させよう!辺野古への基地建設を許さないぞ!戦争をさせない1000人委員会9,4院内集会」が300人参加して開催されました。高良鉄美さん(琉球大学教授)から「集団的自衛権と沖縄」と題して講演を受けました。辺野古新基地建設に反対する沖縄県民とどう連帯して闘っていくかが問われています。
 日比谷野音には早めに到着したものの、すでに席の大半は埋まっており、会場に入れない人を含め5500人が結集しました。

 集会は主催者を代表して山口二郎さん(法政大)のあいさつで始まりました。山口さんは「潮目ははっきりと変わってきている。世論をじわじわと変えていくことが安倍政権への闘い方だ」と述べ、会場は最初から集団的自衛権行使容認に閣議決定をゆるさず関連法案の成立を絶対阻止するという一体感に満ちあふれた熱気ある集会になりました。

 トップはギターを抱えた小室等さん。「道を一つにする動きが強まる中で、たくさんの道を残しておきたい」と述べ、「道」という歌をうたいました。

 スピーチはまず雨宮処凛さん。「戦争は貧乏人を大量に必要とする。雇用が破壊された状況で集団的自衛権の問題が出てきたことを不気味に感じている」と貧困と徴兵制の問題を指摘しました。

 次いで司会も務めている神田香織さんがなかしに礼さんの詩を朗読した。「2014年7月1日火曜日 集団的自衛権が閣議決定された この日、日本の誇るべき たった一つの宝物 平和憲法が粉砕された つまり君たち若者まで圧殺されたのである・・・」

 落合恵子さんは「(辺野古の海で)反対する市民に向けられているのは機関砲だ。何が国民の生命と安全を守るだと。彼らのやっていることこそ民主主義に対するテロリズムだ」とさらに怒りを爆発させました。

 沖縄からは高良鉄美さんが憲法手帳を手にしながら沖縄の現状を報告しました。彫刻家の金城実さんも元気で、チビチリガマの惨状や対馬丸の悲劇の例をあげて「軍隊は決して住民を守らない」と声を大きくして訴えました。

 ジャーナリストの志葉玲さんはガザの虐殺に関して「一番悪いのは日本を含む国際社会だ。9条を持つ日本が世界に向かって平和を拡げていかなくてはならない」と力強く訴えました。

 集会は民主、共産、社民、生活の各党から連帯のあいさつを受け、銀座・東京駅方面にデモを行いました。林立する旗やのぼりから政党や労働組合だけではなく、様々な市民運動も多く参加していることがわかりました。

 多くの発言者が言っていたように潮目は変わってきています。まさに闘いはこれからです。地域の運動を積み重ねて、11月11日、再び日比谷に集まりましょう。

1000人委員会ニュースはこちらからダウンロードできます。

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