「原発のない福島を!県民大集会」3月18日 福島県郡山市で開催。
遅ればせながら、以下は本組合の鈴木代表が参加してきた3.18集会の記録です。
主催者代表は実行委員長でもある福島県教組委員長角田さん。「6年経過したが、原発被害は続いている。故郷を追われるばかりか、甲状腺がんなごの被害も深刻だ。政府は住民の帰還を促しているが、街の復興は何なんだ。改めて原発で失った福島と向き合うべきだ」と述べ、前日の前橋地裁判決にふれつつ「福島第2の再稼働はありえない、福島に原発はいらない」と力強く呼びかけました。
アウシュヴィッツ平和博物館の小渕真理さん、精神科医の香山リカさん、若者代表から連帯のあいさつがありました。三春にオープンした「コミュタン福島」の展示内容に対する疑問、経産省がつくったPR映画に批判が寄せられました。
また、馬場浪江町長は事故原因の解明について問題提起し、原因の究明もしないで全国各地での原発再稼働が進められていることに危惧を呈し「私たちは何を信じて原発と付き合っていかなければならないのか。答えはただ一つ、信用できない原発とはつきあわない。つまり原発のない社会をめざしていくことだ」と訴えました。
「福島第2原発の全基廃炉は県民の総意であり、政府・東電は事故と向き合い第2原発の廃炉を決断すべき」を訴える集会アピールを採択し、2コースにわかれて「原発廃炉、再稼働反対」を訴えながら市内をデモ行進し、一日の行動を終えました。
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