相次ぐ宮城県視察。学校被災の実像を全国に!
この間、多くの日教組関係者が宮城県を訪れました。
最初に来られたのが兵庫県教組の山名委員長。まだ新幹線も飛行機もつながっていない状況で、山形からバスで県内に入られました。
委員長には仙台市閖上に入っていただき津波に襲われた閖上小学校・中学校を回っていただきました。
次に中村日教組中央執行委員長です。委員長にも
閖上小学校・中学校を回っていただきました。その後で、閖上の浜近くに築かれていた「日和山」に登って灰燼と帰した閖上漁港の様子を見ていただくとともに、地域の方が作られた慰霊の祭壇に手を合わせていただきました。
次いで、避難所となっている仙台市立工業高校にも足を延ばしていただき、学校避難所の実態を見聞していただきました。委員長には中央でJRの代替輸送バスの運賃引き下げの交渉をお願いしました。
また、4月27日には新潟県教職員組合からもご訪問いただき、懇切なお見舞いをいただきました。有り難うございました。
先日4月29日には日政連議員の神本みえ子議員が来県され、本県選出の今野 東議員と一緒に閖上と山元町を視察していただきました。主に小中学校の被災現場と避難所を見ていただき現場の教職員に様々な質問をされていましたが、最期に必ず「何か私にできることがあったら遠慮無く電話してくださいね」と声をかけられていました。
山元町の中浜小学校と跨線橋だけになったJR常磐線坂本駅
JR常磐線は路盤が完全に流されてしまい、線路ははぎ取られて跡形もありません。寂しく跨線橋のみが残っていました。津波に押し流された電車は撤去されています。