-天気予報コム-

2025年10月 3日 (金)

宮城県人事委員会勧告出される

 宮城県人事委員会から2025年人事委員会勧告が出されました。

 今年も昨年に引き続き、「月例給、期末・勤勉手当(ボーナス)ともに4年連続引上げ」を勝ち取りました。

 改定の骨子は以下の通りです。
1.民間給与との較差 11,564円(3.07%)を解消するため、給料表を令和7年4月に遡及して引上げ改定を実施する。
2.若年層が在職する号俸に重点を置きつつ、その他の職員が在職する号俸においても、全ての号俸について改定する。
3. 期末・勤勉手当(ボーナス)を引上げ改定(0.05月分)する。

月例級の引き上げ額は給与表によって違いますが、県人事委員会の出した給与表に照らしてご確認ください。高校教員の給与表は「教育職給与表(1)」になります。教諭は2級の欄になりますので昨年の給与表と比較すると2級1号俸で13,600円の賃上げ幅になります。

期末・勤勉手当ですが、12月のボーナスで0.05月分を期末手当・勤勉手当の両方に均等配分してそれぞれ1.275月・1.075月の増額支給になります。これは8月支給分の引き上げ額も含まれます。

また、通勤手当関連の改善ですが、次の通りです。
①普通自動車等の区分について、使用距離区分を延⾧(80km以上 56,700円→100km以上 70,700円)
② 普通自動車等以外の自動車等の区分について、支給月額の限度を引上げ(60km以上 31,600円→38,700円)=バイク等利用の手当
③ 人事院勧告に準じて1か月当たり5,000円を上限とする駐車場の利用に対する手当を新設

③駐車場利用手当についてはパークアンドライドなどで最寄りの駅まで自家用車を使う際の月極駐車場代や学校の駐車場が使えない場合近くで借りている駐車場の費用補助に使えるようです。

詳しくは県人事委員会の資料をご覧ください。

2025年7月25日 (金)

今年も人事院勧告勝利、賃上げ拡大に向けて中央集会に参加しました。

 7月23日(水)、東京全電通会館で「公務員連絡会2025人勧期7.23中央総決起集会」が開催され宮城ネットからも参加をしました。

 人事院勧告(人勧)は国家公務員の給与決定に大きな意味を持つ勧告で、人事院が国会に対して行う一般職職員の「給与その他の勤務条件の改善及び人事行政の改善に関する勧告」(国家公務員法第3条第2項)です。地方公務員の給与はこれにほぼ準拠する中で県の人事委員会が同様の勧告を県議会・知事に行うことによって実現します。

 つまり私たちの給料が年末調整と称して支給されるのは、当年の4月に遡って改定された給与の12月までの差額となります。翌1月からの給料は新たに改定された給与額となります。

 私たちの給料の改定額を決めるのは、大本を遡ればこの人事院勧告ということになります。しかしこの改定額は民間の給料の改定額の統計を元に計算されるため、民間給与の賃上げ率が大きく関わってきます。すなわち2025春闘の賃上げ率が私たち教職員の給与に直結しているといってもいいのです。

 秋の県人事委員会による人事委員会勧告に向けて、今年も連続の賃上げ要求5%を獲得するために宮城ネット・日教組・公務員連絡会に結集して闘いましょう!

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2025年7月24日 (木)

平和学習を深める 連合宮城ステップアップセミナーに参加 

 連合宮城に加盟する日教組・宮城高校教育ネットワークユニオンは7月21日(月)開催された連合宮城主催のステップアップセミナーに参加しました。

 内容は仙台に残る戦争遺構巡りで、仙台市歴史民俗資料館(旧陸軍歩兵第4連隊兵舎跡)をスタートに市内に残る防空壕跡や仙台空襲爆撃目標地点などを見学後、仙台戦災復興記念館に到着、解散しました。

Boukuugou仙台市内に残る防空壕跡。石造りのアーチがある。

 7月23日(水)には連合宮城平和集会にも参加し、宮城県原爆被害者の会(はぎの会)会長で日本被団協代表理事の木村緋沙子さんの講演を聴きました。木村さんは被団協のノーベル平和賞授賞式にも参加した方で、ご自身被爆者として戦後を生きてこられた方です。このようなすばらしい平和学習の機会を与えてくださった連合宮城の関係者に感謝するとともに、来年以降もこのような機会を捉えて学習を深め生徒に還元していきたいと思いました。
Heiwashuukai_2連合宮城2025平和集会(仙台戦災復興記念館)

2025年5月20日 (火)

2025年 5.15沖縄平和行進に今年も参加しました!

 沖縄本土復帰の5月15日を記念して、毎年この時期に、基地が集中する沖縄県に全国から平和を希求する団体が集まり平和行進を実施しています。我が宮城高校教育ネットワークユニオンも昨年に引き続き行進に参加しました。

 今回は新採者を含む青年組合員2名が、5月17日の朝に読谷村を出発し夕方北谷町に到着するまで約12kmを歩き通しました。また日教組青年部に結集する全国の青年教師と交流を深めました。
 暑い中参加された組合員の皆さん、お疲れ様でした。

Img_20250517_091439読谷村役場を通過中の平和行進隊

2025年4月29日 (火)

第96回 宮城県メーデー大会に参加

 宮城高校教育ネットワークユニオン(日教組)は4月26日(土)の第96回連合メーデーに参加しました。よい天気のもと、県内の労働組合、連合推薦の国会議員・自治体議員の皆さんと仙台市内をパレード。宮城県知事・仙台市長の祝辞をもらい、折からの春闘勝利に向けて気勢を上げました。

Dsc_1202パレード終了後、県内の仲間たちと

Dsc_1187連合推薦立憲民主党議員団の皆さん

2025年4月23日 (水)

連合の2025春期生活闘争(春闘)回答集計が5%の高水準!

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the_news_letter2025_5.pdfをダウンロード

県立高等学校全県オルグ行動終わる

 4月14日(月)から1週間の予定で実施された「宮城ネット全県オルグ」は無事に終了しました。一日目は北から気仙沼高校を皮切りに、本吉地区・登米地区を回り、二日目は遠田・大崎・加美・黒川地区を回って栗原地区を全校回りました。三日目は石巻・塩竃地区を、四日目は県南を回り最終日には仙台市内の各高校を回りすべての高校の教職員の皆さん、校長先生にお目にかかれました。ちょうど桜前線が宮城県内を北上していた時期に重なり、各高校自慢の校庭の桜の見事さに感動を覚えました。
 各学校とも様々な課題を抱えていることでしょうが、組合への理解を深めていただきたいと思います。特に今回は講師の皆さんには「教員採用試験突破講座」への参加を以て正規採用の教員になっていただくべくご案内をさせていただきました。是非ご出席ください。

 今回は連合宮城の専属オルガナイザーの方にご協力をいただき無事全県を回ることができました。改めて連合という組織の素晴らしさを実感した所です。

 いよいよ新学期もスタートし張り切って授業に取り組まれていると思いますが、何か心配事があれば一人で悩まず私たち連合・日教組・宮城高校教育ネットワークユニオンにご相談ください。

Img_20250417_102800_781白石工業高校から望んだ蔵王連峰と桜の樹

2024年10月17日 (木)

2024年度 人事委員会勧告

 宮城県人事委員会は10月17日に、宮城県議会議長及び宮城県知事に対し、職員の給与等に関する報告及び勧告を行いました。同時に職員団体(労働組合)に対しても給与勧告の説明会を開催し今年度給与勧告の概要を説明しました。

 勧告の内容ですが、月例給、期末・勤勉手当(ボーナス)ともに3年連続の引き上げとなりました。

【勧告の概要】

●民間給与との較差10,827円(2.97%)を解消するため、給料表を令和6年4月に遡及して引上げ改定を行う。
(初任給をはじめ、若年層が在職する号俸に特に重点を置きつつ、全ての号俸について改定)

●期末・勤勉手当(ボーナス)を引上げ改定(0.10月分)

●「給与制度のアップデート」として、給料及び諸手当にわたり包括的に給与制度を整備

【解説】

 今年も3年連続連続して月給・ボーナスとも引き上げ勧告が出ました。新採用者を公務員に導くために若年者中心に大幅な給与の増額がなされることになります。期末勤勉手当も、0.1月分の増額となります。
 通勤手当は支給上限が引き上げられたほか、新幹線通勤者に対して支給額が15万円までを上限とする改定が行われました。

 家族手当は子ども手当が10000円から2年かけて13000円に増額されるものの、配偶者手当は2年かけて段階的に廃止されることになります。

 地域手当ですが、仙台市内は現行の4.5%から5.5%に引き上げされる一方で他の地域は1.5%の現行のままになります。

2024年3月17日 (日)

2024年度 教員採用試験突破講座始まる。

 今年も好評の教員採用試験突破講座が始まりました。3月16日(土)に宮城自治労会館会議室において「キックオフ会」が開催され、前段に東北労働金庫のアセットプランナーの方から教職員のためのライフプランセミナーの講義を受けました。

 その後、宮城ネット代表から「今年の教員採用試験で、受験者はなにが問われどう対応すべきか」という講演があり参加者は今年の採用試験完全突破を深く期して次回の一次試験対策講座に向けて決意を新たにしていました。

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2024年3月15日 (金)

日教組臨時大会開催さる

 3月14日(木)東京で日本教職員組合(日教組)臨時大会が開催された。これに先立って全国で集められた働き方改革に関わる全国署名70万筆が中教審・文科省に提出された。

 大会では能登半島地震での犠牲者を悼む黙祷から始まり、能登半島地震被災地域の教育復興への取り組み、持続可能な学校を維持するためにの取り組み、平和への取り組みなど全国連帯での今後の運動方針が決定された。

 宮城高校教育ネットワークユニオンからは事務局長が代議員として参加した。

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